今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
富山 家電ばかり約400点万引き
県内外のショッピングセンターで万引きを繰り返していたとして県警は、8日48歳の無職の男を書類送検しました。
被害総額は約880万円にのぼるとみられ男は警察の調べに「毎日のように万引きしていた」と容疑を認めているということです。
窃盗の疑いで書類送検されたのはすでに別の窃盗の罪で起訴されている住所不定無職の男(48)です。
男は、去年2月から今年4月までの間に、富山県と石川県のショッピングセンターなどで炊飯器や掃除機などの家電製品や工具など、391点を盗んだ疑いがもたれています。
県警によりますと被害総額はあわせて880万円にのぼり男は警察の調べに対し、「去年から盗んだものを売って、生活していた。毎日のように万引きしていた」と容疑を認めているということです。
手口のひとつは、商品をカートに入れレジを通さずそのまま店を出るといった大胆な犯行でした。
男は今年4月、射水市内の商業施設で、炊飯器1台を盗んだ窃盗の罪で起訴されていて、取り調べのなかで余罪が判明しました。
<6/9(火) 10:09配信チューリップテレビより>
家電店ばかり万引きしていた男ですが、約1年間の間で400点近く、被害総額は880万円に及ぶということです。
犯行に及んでいた店舗数や犯行の頻度は分かりませんが、毎日1点盗んでいた計算になります。
それほど家電店でばかり頻繁に犯行を行っていれば、店側に警戒されそうな気もするのですが1年以上も犯行を継続していたことに驚きます。
炊飯器や掃除機など結構な大きさの物を盗んでいたようですが、客を装い会計だけ行わずに店から出ていくという大胆な手口が逆に怪しまれずに成功したのでしょうか。
被害者である店側に何の責任も落ち度がないことは明らかですが、もしかすると加害者(泥棒)に狙われる何かしらのポイント(弱点)があるのかもしれません。
弱点があればそのままにしておくことは危険です。
まず弱点があるかどうかを知ることが重要です。
その上でそれをカバーする対策が必要かどうかになります。
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年7月 3日 14:14)