今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
横浜の質店に4人組が侵入 犯行時間わずか1分
横浜市西区の質店「OKURA横浜駅西口店」で9月30日未明、時計やバッグなど約40点(約4400万円相当)が盗まれた。
店の防犯カメラに、4人組が金属製の棒のような物でガラス戸の鍵を壊して侵入し、ショーケースを割って商品を持ち去る姿が映っており、戸部署が窃盗容疑で行方を追っている。
わずか1分ほどの間の犯行で、4人は白色系の車で逃走したという。
<10/3(土) 12:02配信 読売新聞オンラインより>
質店や宝石店など高価なブランド品や貴金属類を扱っているところには高額商品が多数保管されています。
このようなところには防犯カメラが当然のように設置されていますが、残念ながら侵入・窃盗被害に遭ってしまうことがあります。
今回の事件でも犯行時間わずか1分の間に、ガラス戸のカギを壊して侵入し、ショーケースを割って商品を奪い去り、その場から逃走するという手口が成功しています。
防犯カメラだけでは犯罪を防ぐことが出来ない典型的な業種と言えるかもしれません。
犯人が犯行を行えないように、強制的、かつ物理的に対策して対抗するしかないでしょうか。
侵入者に対して、煙を噴射し、視界を遮ることでその後の犯行を難しくする対策(フォグガード)。
ガラス戸やショーケースの材質を簡単には破壊できないものに代えることで犯行の時間を長期化させあきらめさせる対策。
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年10月 9日 13:55)