今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
歩きスマホの女性狙いのひったくり 大阪で連続4件発生
大阪市内で23日未明、若い女性ばかりを狙ったひったくり事件が4件相次ぎました。
うち3件では手にしていたスマートフォンを盗まれました。
いずれも黒いマウンテンバイクに乗った若い男の犯行で、大阪府警が同一犯による連続窃盗事件として捜査しています。
同日午前0時半ごろ、大阪市中央区道頓堀の歩道で兵庫県伊丹市の女子大生(20)がスマートフォンを操作していたところ、マウンテンバイクの男にスマートフォンを盗まれました。
さらに10分後、現場から約800メートル南西の大阪市浪速区難波中の路上で、女性会社員(22)が操作中のスマートフォンをひったくられました。
同2時までの間に20代の女性計4人が被害に遭いました。けが人はいないようです。
<産経新聞6月23日(月)15時33分配信より>
大阪で発生した連続ひったくり事件です。
被害に遭った女性はいずれも20代でスマートフォンを操作しているところを、マウンテンバイクに乗った男に盗まれるという手口です。
スマートフォンを操作しながら歩いている人をよく目にします。
若い女性に限らず、学生から社会人や主婦、10代から50代まで男女を問わず多くの人がやっています。
便利な機械で、ゲームやアプリ、LINEやフェイスブック、インターネットなど様々なことで夢中になって操作しています。
その油断している瞬間を泥棒は狙っています。
さらに若い女性ばかりを狙っているのも、万が一犯行に気付かれ、反撃された場合、男性相手だとやられる可能性があります。
また、脚力のある男性だとそのまま追いかけてくる可能性もありますから、ターゲットには選びにくいのでしょう。
女性の場合、犯人が男の場合、自分より非力な場合が多く、またハイヒールなど追いかけてきにくいところも狙われるポイントです。
犯罪者から狙われるポイント、弱点、こういったものを少しでも減らす、なくす、見せないということが防犯対策の基本的な考え方の一つです。
投稿者: 総合防犯設備士 (2014年7月 4日 18:43)