今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
児童センターから現金5400円が入った金庫盗まれる
愛知県犬山市の児童センターで9日から10日までに何者かに侵入され、事務室から現金およそ5400円が盗まれる被害がありました。警察は窃盗事件として捜査しています。
10日午前8時すぎ、犬山市の東児童センターで、出勤した職員が事務室の南側の窓ガラスが割られ室内が荒らされているのを見つけ、警察に通報しました。
市によりますと事務室では、棚と机の鍵6つが壊され、児童クラブの利用手数料や職員の駐車場代など合わせておよそ5400円が入った金庫が盗まれました。個人情報は入っていなかったということです。
職員が9日午後0時半ごろに戸締りをして退勤し、翌朝に出勤するまでの間に何者かが犯行に及んだとみられています。
警察は市からの被害届を受理し、窃盗事件として捜査しています。
<5/11(火) 6:10配信東海テレビより>
最初にこのニュース記事を見た時、盗まれた現金は5400「万円」かと思いました。
なぜ児童センターに5400万円もの大金が置いてあるのかと疑問に感じましたが、単なる見間違いでした。
現金の被害としては5400円で済んでいますが、窓ガラスが割られ、棚と机の鍵が6つ壊されています。
現金被害よりも侵入者による物の破損被害の方が大きい場合があるということがよく分かります。
盗まれるような金品は置いていないからお金を掛けてまで防犯対策は不要だと考える人がいるかもしれませんが、いざ壊されたり、使えなくなったりして困る物は必ず置いています。
それらが壊されると、修理する、新しく購入するなど必ずお金が掛かります。
すぐに代用品が手に入らない場合、しばらくは不便さを感じての生活になりますし、手に入れる手間と時間もあります。
それらのことを考えると、被害に遭わないために、お金を掛けて事前に対策を講じることの意味や大切さが分かるかもしれません。
投稿者: 総合防犯設備士 (2021年5月21日 16:53)