今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
ひったくり犯逮捕で感謝状受けた会社員ら 5日後に自分が泥棒
高級車のタイヤを盗んだとして、京都府警伏見署は29日までに、窃盗の疑いで、京都市伏見区桃山町和泉の会社員(20)と南区上鳥羽堀子町の会社員(21)ら男4人を逮捕しました。
会社員2人は今年4月、ひったくり事件の容疑者逮捕に貢献したとして、同署から感謝状を贈られていました。
会社員(21)の逮捕容疑は3人と共謀し、4月13~14日と7月2~3日、伏見区と下京区の駐車場で、同区の無職女性(43)らの乗用車からホイール付きタイヤ計8本(約66万円相当)を盗んだ疑い。
伏見署によると、4人は同級生で「遊ぶ金がほしかった。他にもやった」などと供述しているという。
会社員2人は4月3日夜、女性のかばんを奪って逃げる男を取り囲み、逮捕に協力したとして同8日に伏見署から感謝状を受け取っていました。
<京都新聞 7月30日(木)8時32分配信より>
女性のかばんを奪って逃げる男を取り囲み、逮捕に協力。
それから数日後、警察から感謝状を受け取りました。
そして、さらに5日後、今度は自分達が泥棒として駐車場の車からホイール付きタイヤを盗んだ容疑です。
他人の犯罪は許せないが、自分は犯罪を行う、という自分勝手な考え方のように思えます。
もともと人の財産を許可無く盗み出そうとする泥棒自体がそういう考え方をする人の集団なのかもしれません。
犯罪が悪いことだという認識がない、または少ない人が増えているのかもしれません。
一見、普通の市民がささいな事情や理由により犯罪者へと変貌するケースは珍しくないと考えるべきでしょう。
善い人そうに見えて実は・・・。
人を見たら泥棒と思え、というのは極端かもしれませんが、変に油断するより良いかもしれません。
投稿者: 総合防犯設備士 (2015年8月 5日 14:12)