今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
小6と19歳が盗難車でひったくり 余罪も?
"歩いていた女性に車で近づき、手提げバッグをひったくったとして、神奈川県警秦野署は2日までに、窃盗容疑で同県平塚市の無職少年(19)を逮捕し、窃
盗の非行事実で同市の小6男児(12)を児童相談所に通告した。同署によると、2人は近所の遊び仲間で、いずれもひったくりを認めているという。
少年の逮捕容疑は、3月1日午前11時20分ごろ、同県秦野市柳町の路上で、歩いていた同市の非常勤講師の女性(64)の後方からライトバンで近づき、現金2万5500円などが入った手提げバッグをひったくった疑い。"
少年の逮捕容疑は、3月1日午前11時20分ごろ、同県秦野市柳町の路上で、歩いていた同市の非常勤講師の女性(64)の後方からライトバンで近づき、現金2万5500円などが入った手提げバッグをひったくった疑い。"
【時事通信 3月2日より抜粋】
何とも言い難い事件です。
19歳の少年が盗難車を運転、助手席に座る12歳の男児が窓から手を出してバッグをひったくるという手口だったようです。
それだけではなく、ひったくりを行う前に車を盗むという犯罪も犯しています。
少年はもちろん、男児の将来も心配です。
また、年の離れたこの2人が日頃の遊び仲間であったことにも驚かされます。
特に学生時代は、学校での関係が日常の大きなウェイトを占めているのがほとんどではないかと思います。
ひったくりは被害者の約9割が女性との統計が出ています。
被害に遭う場所はやはり道路上が一番多く、95%にものぼります。
手口はさまざまで、車やオートバイ、自転車等で近づいてひったくるという手口が多くを占めているようです。
また、狙われやすい状況というものもあり、
- かばんを車路側に持って歩く状況。
- 歩きながら携帯電話でメールや通話をして、周囲を警戒していない状況。
- 自転車のカゴにバックを入れ、ひったくり防止ネットなどを使用せずに走行している状況。
- コンビニエンスストアのATMから現金を引き出して、周囲を警戒していないで店を出る状況。
などが挙げられます。
もしも被害に遭ってしまった時、とっさの事で声を上げられない事もあるでしょう。
そのような時のためにも防犯ブザーなどを所持しておき、周囲に異常を知らせる事も大切です。
投稿者: スタッフ (2012年3月 2日 10:42)