今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
すしチェーン店に強盗、去年から6件相次ぐ 千葉
"強盗事件があったのは、千葉市稲毛区のすしチェーン店「小僧寿し」作草部店。警察によると、7日午後2時半頃、客を装った男が女性店員2人に「誰もいないよな。裏へ行け」と脅し、約10万円を奪って逃走した。女性店員は逃げたため、ケガはなかった。
1月には、この店の近くの「小僧寿し」宮野木店で男に現金80万円が奪われる事件があるなど、千葉県内では去年11月以降、小僧寿しのチェーン店で強盗事件が6件相次いで発生しており、警察は関連を調べている。"
【日本テレビ系(NNN) 3月8日より抜粋】
千葉県内では、去年11月から同じすしチェーン店で強盗事件が6件相次いで発生しているということです。
この事件と同様に、牛丼チェーン店がターゲットにされる強盗事件が多発し、昨年大きな話題となっていたことは記憶に新しいのではないでしょうか。
また、業種は違いますが、過去には同じ賃貸マンションチェーンばかりを狙った空き巣も発生し、これも注目を集めていました。
1月には、この店の近くの「小僧寿し」宮野木店で男に現金80万円が奪われる事件があるなど、千葉県内では去年11月以降、小僧寿しのチェーン店で強盗事件が6件相次いで発生しており、警察は関連を調べている。"
【日本テレビ系(NNN) 3月8日より抜粋】
千葉県内では、去年11月から同じすしチェーン店で強盗事件が6件相次いで発生しているということです。
この事件と同様に、牛丼チェーン店がターゲットにされる強盗事件が多発し、昨年大きな話題となっていたことは記憶に新しいのではないでしょうか。
また、業種は違いますが、過去には同じ賃貸マンションチェーンばかりを狙った空き巣も発生し、これも注目を集めていました。
過去の事件も合わせて検証すると、チェーン店は一度目をつけられると続けて被害に遭いやすいということが浮き彫りになってきます。
これは、過去に逮捕された犯人の供述でもありましたが、「チェーン店は間取りが同じで入りやすい」ということが大きな要因のひとつとなっているようです。
また、店舗の従業員シフト体制なども要因のひとつになっており、現に夜間の店員が一人のチェーン店は狙われやすい傾向にあります。
店舗だけでなく、マンションも間取りがほぼ同じため侵入経路も把握しやすいことから、マンションが狙われた場合は1部屋だけでなく、近隣の部屋がほぼ空き巣被害に遭う、という事件も過去には発生していました。
狙われない為には防犯対策が必要ですが、お金をかける対策以前に、マンションやアパートなどは玄関・窓などの侵入口となりそうな場所の施錠をしっかり行っておくこと。特に4階以上の高層階では無施錠の箇所から侵入されるというケースが一番多い被害手口となっているので、油断は禁物です。
チェーン店の場合は、シフトを見直し従業員の少ない時間帯をなくすことや、防犯訓練などを実施することで、有事の際にどう対処したらいいのかをあらかじめ確認しておくことが大切です。
投稿者: スタッフ (2012年3月 8日 11:42)