今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
京都 民家から6千万窃盗 知人の男逮捕
京都市西京区の民家から現金6千万円を盗んだとして、京都府警捜査3課と西京署は14日、窃盗と住居侵入の疑いで、山科区大宅辻脇町、専門学校生の男(33)を逮捕しました。
逮捕容疑は、今年3月10~12日、西京区の会社員女性(73)宅に1階の窓ガラスを割って侵入し、2階の部屋から、現金3千万円ずつが入った手提げ金庫2個を盗んだ疑い。
捜査3課によると、2人は知人関係にあり、女性は1人暮らしで事件当時は入院していました。
6千万円は親族への生前贈与のため、金庫に保管していたという。専門学校生は「大金を手に入れて人生を変えたかった」と容疑を認めています。
同課の捜査によると、専門学校生は6千万円のうち約3千万円を、アパート1棟や車、ボートなどの購入費として使ったという。
自宅では現金900万円が見つかり、専門学校生は「900万円以外はすべて使った」と供述しているといい、さらに裏付けを進めます。
<京都新聞 10月15日(土)8時37分配信より>
一人暮らしの女性が入院中にその知人の男が現金6千万円を盗んだという事件です。
現金3千万円ずつ入った手提げ金庫が2個あったということですが、手提げ金庫の中に3千万円入っていたことも驚きですが、手提げ金庫は保管場所としてはあまり信頼できないところです。
重くても手提げですから持ち運べてしまいます。
また仮に一人では持ち運べないような金庫でも道具を使ったり、複数人なら持ち運ぶことができる場合があります。
現金は金庫に保管、これはあくまでも一時的なことで、長期的に保管するのには適さないことがよく分かります。
一般家庭の場合、金庫を過信している人がまだまだ多いように思います。
特に年配の方ほどその傾向が強いように思います。
そういう人を狙って犯行を行う犯罪者がいるので注意が必要です。
お金の出し入れが面倒でも金融機関に預けるのが最も安心です。
投稿者: 総合防犯設備士 (2016年11月 4日 16:09)