今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
東京秋葉原無差別17人殺傷事件。
通り魔による無差別殺傷事件が又発生しました。
今回は被害者数も17人と非常に多く、日曜日の秋葉原の歩行者天国は一瞬にして地獄絵のようになってしまいました。
●東京都千代田区外神田のJR秋葉原駅近くで八日午後零時半ごろ、トラックが歩行者天国の通りに突っ込み、通行人をはねた。運転していた男は車から降り、約百メートルにわたって通行人や警視庁万世橋署員をサバイバルナイフで次々に刺し、七人が死亡、十人が重軽傷を負った。別の署員らが数分後、現場で男を取り押さえ、殺人未遂の現行犯で逮捕した。
警視庁によると、男は静岡県裾野市富沢、派遣社員(25)。「人を殺すため秋葉原に来た。生活に疲れ、世の中が嫌になった。誰でもよかった」と供述しているという。警視庁は同署に捜査本部を設置。殺人容疑に切り替え、動機や経緯などを詳しく調べている。
通り魔事件としては過去三十年で最悪の被害とみられ、無差別殺傷事件としては、七年前の六月八日に起きた大阪の校内児童殺傷事件の八人に次ぐ死亡被害者となりました。
加害者の男と思える人間による2ちゃんねるへの事件予告の書き込みも見られます。
●8日午前5時20分に「秋葉原で人を殺します」とのタイトルで記載。「車でつっこんで、車が使えなくなったらナイフを使います みんなさようなら」と書かれており、事件に酷似した内容。
●別のインターネット掲示板「2ちゃんねる」では、5月27日の書き込みで「秋葉原で大惨事」とのタイトルとともに、「6月5日以降絶対事件起こるだろうから先に立てとくね」との記述も見つかっている。
こうした無差別殺人をネットにあらかじめ予告し、その後実行に移す・・といった犯罪が今後増えるのではないかと危惧します。多くの人の関心を引きたい、注目されたい・・といった気持ちが犯人の心の中にあるのではないでしょうか?
「おとなしく言葉少なくまじめ」・・いいかえれば目立たない存在でいた犯人が、こうした事件を起こすことで全世界から注目される・・。「世の中が嫌になった」という理由で、こうした犯罪を起こされることをなんとかなくすためにもこうした犯人達の心理を分析し、予防対策をとることが必要だと思います。
投稿者: スタッフ (2008年6月 9日 09:49)