今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
高校生ら首都圏で70件 金属盗難
全国で金属が盗まれるという被害が多発していますが、埼玉県で高校生ら少年4人が逮捕されるという事件が発生しました。
逮捕されたのは、久喜市内の高校1年の男子生徒(17)ら少年4人(16〜18歳)。
駐車場の出入り口に設置された車止め用ステンレス製ポールや電線を盗んで転売しました。
4人は首都圏で計70件の犯行を自供しており、県警は、被害総額は数千万円に上るとみて裏付け捜査を急いでいます。
4人は遊び仲間で、高校生以外の3人は無職少年2人と工員1人。
調べによると、4人は1月8日ごろ、埼玉県宮代町にある第3セクターの農業公園施設「新しい村」の駐車場から、ステンレス製の車止め用ポール(高さ約70センチ、直径約10センチ)計26本(約50万円相当)を盗んだ疑いです。
「金属の価格高騰による盗難急増」といったニュースを見て犯行を思いついたのではないでしょうか?
いずれにしても、簡単にお金にできるということで、どんどん深みにはまっていったのだと思います。
「青少年の犯罪」が急増しています。
会津でも21日までに、窃盗の疑いで16―19歳の少年5人と少女1人を逮捕されました。
ドラッグストアで脱色剤など計9点(4755円相当)を盗んだ疑いです。
その犯罪手口は?というと、17歳の無職少年が主犯格とみられ、6人は各々「見張り役」や「盗み役」などに分かれ、犯行に及んでいたというから、熟練した窃盗団顔負けです。
「犯罪の組織化」「犯罪の分業化」がここでも見られます。
防犯 対策を行い、犯罪を起こしにくい環境を作ることで犯罪者を減らすとともに、教育の中で道徳心をきちんと育成することが急務であると考えます。
どうも犯罪を起こすということに罪悪感を感じていない人間が増えてきているように感じられます。
家庭と学校、社会が一貫して、きちんとした考え方を植え付けていく必要があります。
投稿者: スタッフ (2007年7月26日 09:14)
