今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
公園の砂場に注射針80本散乱。
誰が何の目的で行ったのでしょうか?
24日午前6時55分頃、兵庫県尼崎市塚口本町の塚口第2公園で、砂場(約4メートル四方)内やブランコなどの遊具周辺に、注射用とみられる針約80本が散乱しているのを、近くの男性(66)が見つけ、110番しました。
尼崎北署はいたずら目的でまかれた可能性もあるとみて、軽犯罪法違反容疑で調べています。
同署の発表によると、針は、長さ3センチと2センチの2種類で、インスリンや血糖値測定用とみられる。公園は市が管理しているが、前日の午前9時頃に担当者が清掃した際には異状はなかったということです。
(3月24日読売新聞)
子供たちが遊ぶ公園の砂場に注射針をまく。
なんと悪意に満ちた行為でしょうか。
なにもなく、大人が見つけることができて本当に良かったです。
この公園に防犯カメラが設置されていたとの記載はありませんでしたので、設置はないのかもしれません。
公園の防犯対策に関して、市町村でも見直しを進めています。
見通しの良い公園。大人が子供たちの様子を見守ることができること。
そのためには
●公園の立地(道路からの死角をなくす)
●夜間照明の追加
●植木の剪定・雑草の削除
●遊具道具の配置場所の見直し
●遊具道具そのものの安全性
●公衆トイレ内の安全性のアップ(緊急押しボタン)
●防犯カメラの設置
子供たちが安心して遊べる公園になるよう大人が連動して実施することが重要です。
又、針の盗難などが発生しないように、病院・医院などは、新品の針の盗難防止はもとより、使用済みの針の保管を徹底し、防犯対策として敷地内に不審者が侵入した時点で威嚇撃退できるような防犯システムを設置することをお勧めします。
投稿者: スタッフ (2009年3月24日 16:28)