今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
映画「オーシャンズ8」を見て
先日、テレビでオーシャンズ8という映画を見ました。
オーシャンズシリーズは、俳優のジョージ・クルーニーを始め、豪華キャストが泥棒に扮し活躍する映画だということは知っていましたが、今回同シリーズを初めて見ました。
オーシャンズ8はその女優版とも言える内容で、サンドラ・ブロックが演じた主人公は、ジョージ・クルーニーの妹という役柄であり、その他にもアン・ハサウェイやケイト・ブランシェットなど、最近の映画事情に疎い私でも知っている有名女優が多数出演し、非常に華のある映画でした。
彼女たちのターゲットとなる侵入先には、当然ながら防犯カメラが多数設置され、そして警備員も多数常駐し、重要な部屋はセンサーが張り巡らされるなど、非常にセキュリティの厳しい環境にあります。
その中で防犯カメラシステムは防犯対策の鍵となるものでしたが、そのカメラの死角をついた犯行を行い、まんまと宝石を盗み出すことに成功していました。
その死角となる場所は女性トイレの前で、その中まで映すことは、当然ですが防犯以外の問題があるということであえてそうしていました。
あくまでも映画の中の話ですが、あれだけの厳重な警備体制であっても死角が存在することを考えると、完璧な防犯対策というものは本当に難しいことが分かります。
映画自体はスリリングな展開というよりも痛快な内容で、映画を見た後には気分がすっきりするようなものでした。
他のシリーズも同じように楽しめる内容だと思いますので、もしテレビ等で見る機会があればぜひ鑑賞して下さい。
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年9月 4日 16:28)