今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
台場周辺で空き巣9件=被害90万、夏休み狙う?
夏休みを狙った窃盗団が台場や有明の公団住宅やマンションで暗躍しました。
●東京都港区台場の公団住宅一室で、貴金属など30万円相当が盗まれたことが24日、警視庁東京湾岸署への取材で分かった。
9日から21日の間、周辺の半径約1キロで、これを含めて9件で90万円相当の被害が発生。手口が似ており、同署は関連を調べている。
同署によると、被害に遭ったのは港区台場や江東区有明の公団住宅やマンション。
ベランダの窓ガラスの一部を割って鍵を開け、侵入した形跡があり、パソコンや貴金属が盗まれていた。
(8月24日時事通信より引用)
公団住宅やマンションの場合、建物の外からからでも一目で「不在」であることがわかります。
なぜなら、夕方になって室内照明が付かないところが不在ということなのです。
又、一箇所に侵入できるとベランダを伝って簡単に隣に移動することもできます。
又、共稼ぎも多く、昼間不在であることが多い、隣の人の顔も知らないことが多いため犯行途中で顔を見られても不審に思われない、といったことも公団住宅やマンションで犯罪が多い理由です。
まして、夏休み。
お盆などでは東京都内は人気も少なくなり閑散としています。
そういう時期を狙って不在宅に侵入し、現金、貴金属、パソコン、家電製品などを盗むのです。
まず窓から「ガラス破り」による侵入が多いので窓に対する防犯対策が必要です。
窓には補助錠前を付けるとともに、窓・扉開閉検知センサーなどを設置し、万が一こじ開けられた場合にはその場でベル等大音量で威嚇撃退するとともに、外出先に携帯電話で異常を通報するといったシステムがお勧めです。
長い休みから戻って悲嘆しないためにも、できることから防犯対策を実施しましょう。
投稿者: スタッフ (2009年8月24日 14:23)