今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
ライブ会場ではご用心! ジャスティン・ビーバー約3千万円盗まれる
5月12日に南アフリカにてライブを行ったカナダ出身のポップス・R&Bシンガーのジャスティン・ビーバーですが、ライブ終了後に窃盗団がジャスティンに対して21万3千ポンド(約3,320万)を超える盗みを働いていたことが明らかになりました。
窃盗団はヨハネスブルグにあるFNBスタジアムの壁を突き破ることに少なくとも3日間は費やし、ジャスティンがステージを後にしたわずか数時間後に現地通貨で約300万ランド(約3,320万円)を持ち去ったという。
この現金は、ジャスティンの「ビリーブ・ツアー」のグッズやスナック販売の収益。
しかも、その前夜に行われたボン・ジョヴィのライブからも盗まれていましたが、スタッフたちは13日の朝までその現金がなくなっていることに気づかなかったという。
ソウェトにある現場から近いボーイセンスの警察官は「建物から現金が盗まれていることに今日になって気づいたそうです。我々は現在のところ証拠収集をしている段階ですので、この盗みに何名が関わっていたのかは分かっていません」と話しています。
のみや金槌、縄などで武装していたと見られる窃盗団は、屋根から侵入した後に縄を使って現金が保管してある部屋へ忍び込んだものと思われています。
南アフリカ警察のスポークスウーマンを務めるカトレゴ・モゲール氏は「容疑者は屋根から侵入しました。昨晩のライブから今朝までの間にトイレのタイルを突き破ったのです」とコメントを残しています。
<マイナビニュース5月20日(月)12時10分配信より>
カナダの有名歌手ジャスティン・ビーバーが南アフリカでのライブ会場で、3千万円以上の現金を盗まれたというニュースです。
その前夜に行われたボン・ジョヴィのライブからも盗まれていたということです。
この二つの窃盗事件に限らず、ライブ・コンサート会場での窃盗事件というのは世界各地で発生しています。
高価な楽器(バイオリンなど)が盗まれるという事件もありました。
表で歌い、演奏する人も、スタッフなどの裏方の人も、皆興奮状態にあり、舞台裏では、関係者とそうでない人が入り乱れている状態もあるようです。
誰が誰だか分からず、準備やタイムスケジュールに追われ、金品の保管などに気を使っていられない状況もあるのでしょう。
そこに泥棒などの犯罪者が紛れていると恐ろしいことになります。
外国で行われるコンサートの場合、コンサート会場が思っているより警備が甘いなど想定していない場合もあるでしょう。
このような時に犯罪が発生する危険性があります。
外国の場合、特にこのようにすれば安心だとは余計に言えませんが、関係者に紛れて泥棒が潜んでいる可能性があることは肝に銘じておくべきでしょう。
その上で、現金や貴金属、高価な道具などの保管を心掛けるべきです。
まずは意識することからです。
投稿者: 総合防犯設備士 (2013年5月21日 15:52)