今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
ミツバチ泥棒
農作物泥棒はたけのこ、さくらんぼ、米、桃、いちご・・・とニュースに登場しますが、ミツバチまで盗まれているようです。
甲州の2農家でミツバチ巣箱2箱盗まれる被害が発生しました。
●甲州市塩山下萩原のサクランボ農家2軒で、受粉作業に使うセイヨウミツバチの巣箱計2箱が盗まれていたことが分かった。日下部署が窃盗事件として捜査している。
被害者の1人、Uさん(61)によると、19日午前10時ごろ受粉作業に出たところ、約70アールの畑に分散して置いてあった巣箱4箱の1箱がなくなっているのに気付いた。3週間ほど業者から借りたミツバチだった。「受粉作業がピークにさしかかっていたので残念」と雨宮さんは話している。
もう1軒でも同日、盗まれたことに気付いたという。
JAフルーツ山梨によると、全国的なミツバチ不足で、ミツバチの賃料は一昨年1箱(1万匹)6500円ほどだったのが、今年は1万2000円ほどに高騰している。
日下部署は「転売か、自分の畑で使うのが目的ではないか」と見ており、パトロールを強化している。
(4月23日 毎日新聞より引用)
ミツバチが盗まれる背景には、全国的なミツバチの不足による賃貸料の高騰があります。受粉させるのにミツバチがないと果物などがうまくできない・・ということがあるのです。
先日からたけのこ泥棒が多発している新聞記事がありましたが、
毎日TVのVOICE 」(18:15~19:00)
番組内コーナー:「憤懣本舗・タケノコ泥棒を追え」で、セキュリティハウス・センターが取材を受けました。
人感スピーカーに「たけのこぬんだらあかんでえ」と吹き込んで人を検知したらメッセージを流すシステムなども紹介しました。
セキュリティハウスではいちご畑、ビニールハウス、まつたけ山、果樹農園、観光農園、リンゴ畑など農作物被害対策に多くに事例があります。
各々広さや条件が異なるためシステム内容も多種多用ですが、
いちご農園では犯人がセキュリティシステムのお陰で逮捕される、ということもありました。
農園といえども、自由に出入りされては今の時代、色々なリスクが発生します。
不審者を近づけさせない防犯対策をお勧めします。
農園の防犯対策
投稿者: スタッフ (2010年4月26日 11:00)