今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
小学生から限定ゲーム機(ニンデンドーDS)盗んだ男逮捕 シリアル番号から発覚
小学生の男児から携帯ゲーム機を盗んだとして、甲子園署は1日、窃盗の疑いで、西宮市の土木作業員の男(32)を逮捕しました。
逮捕容疑は2月23日、同市の公園で、小学5年生の男児(10)が自転車の前かごに入れていた携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」本体とソフトなど3点(計約1万9千円相当)を盗んだ疑い。
容疑を認めているという。
同署によると、ゲーム機はポケットモンスターのイラストが描かれた限定品で、同市内のゲーム店で中古品として販売されているのを男児の友人が発見。
男児が持っていた保証書のシリアル番号と照合したところ一致し、持ち込んだ男が浮かび上がりました。
<神戸新聞NEXT4月1日(火)18時27分配信より>
小学生から携帯ゲーム機を盗んだ男がゲーム店に持ち込み転売しましたが、限定品だったためシリアル番号が登録されており、そこから盗んだ男が判明したという事件です。
今回は限定品だった為、保証書に書かれているシリアル番号と照合することができましたが、通常品の場合はシリアル番号が記載されているのでしょうか。
記載されていたとしても保証書を紛失していたらおそらく番号が分からなかったでしょう。
盗まれた被害者でその番号が分からなくても持ち主、購入者にたどりつくような仕組みがあれば、泥棒も簡単には転売できません。
また、盗難品が持ち込まれた場合、買い取る側で番号確認を行い、購入者と持ち込んだ者が異なれば、すぐに警察に通報することを義務付けるなど、法の整備も必要ではないでしょうか。
ただ、泥棒側も賢いですから、その番号を消す、分からなくするなどより工夫を重ねるでしょうから、その対策も考えなければなりません。
投稿者: 総合防犯設備士 (2014年4月 4日 19:19)