今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
パリ近郊で連続強盗 ターゲットはクロワッサン?
"フランス・パリ近郊で、パン屋を狙った強盗事件が相次ぎ、警察は20日、犯人とみられる40代の男の行方を追っていることを明らかにした。
最初の事件が起きたのは9日。以来、これまでにパリ西方のパン屋5軒が襲われた。いずれも同じ手口で、客を装った男が、パンを注文するふりをして店員に銃を突きつける。だが金は取らずに、クロワッサンなどパンだけを奪って逃走するというものだ。
これまでの事件で、けが人は1人も出ておらず、1軒あたりの被害額もわずか8ユーロ(約820円)から20ユーロ(約2050円)程度だという。 "
【12月21日 AFPニュースより】
不思議な事件がパリで相次いでいるようです。
犯人はお金ではなく、パンが欲しい。ということは食べるものに困っての犯行なのでしょう。
それでも金目のものを奪わずにパンを奪うということは、よほどお腹が空いていたのか、はたまたパンを転売するつもりなのか。
どちらにしてもターゲットとなっているパン屋さんは、きっとおいしいと評判のパン屋さんに違いありません。
日本で起こるような事件ではないと思いますが、それでも日本では強盗事件が日々発生していますから注意が必要です。
参考までに、強盗未遂となった事件での店員の対応事例をいくつかご紹介します。
「大声を上げて近隣に犯罪発生を知らせた」
「店員相互が冷静に対応し連携プレーで犯人を検挙した」
「複数の勤務員を配置し店員らが大声で騒いだ」
「非常ベルを鳴らした」
「店員が犯行直後に警備会社に通報した」
「店員が店内に入ってきた犯人に対し先制的に声をかけた」
投稿者: スタッフ (2011年12月24日 10:25)