今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
勤務先の医療センターから向精神剤3800錠盗む?
名古屋市千種区にある愛知県精神医療センターの警備員の男が医薬品を盗むために調剤室に侵入した疑いで逮捕されました。
建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、愛知県精神医療センターの警備員の男(46)です。
警察によりますと、男は10日ごろ、医薬品を盗む目的で医療センターの調剤室に侵入した疑いがもたれています。
男は警察の調べに対して容疑を認めています。
男は、勤務中に向精神薬などを盗んだと医療センターに説明していて、自宅からは盗まれたとみられる約3800錠の医薬品が見つかりました。
警察は今後、男を窃盗の疑いでも調べる方針です。
<8/18(土) 0:39配信 メ〜テレ(名古屋テレビ)より>
薬が盗まれた医療センターは被害者でありながら盗まれた薬の種類や内容によっては事故後、加害者として世間から責められる可能性があります。
管理体制、防犯体制に問題はなかったのか? なぜ事件が発覚するまで時間が掛かったのか? 事故後に被害を公表するのが遅れたのはなぜか? 何か隠しているのか? ・・・。
犯人が自分で使用するためか、それとも転売目的か、それとも勤務先の体制を問題にするためか、動機は不明ですが、いずれにせよ従業員であっても薬を盗むことが難しい、持ち出せないような体制に変えていく必要があります。
今回は運が悪かったと体制を変えずにそのままの状態でいると、遅かれ早かれ別の事件や問題が発生する可能性が高いと言えます。
問題が起こる前に起こらないように対策することがベストですが、起こってしまった場合は、二度と起こらないための対策を行うことが必要です。
投稿者: 総合防犯設備士 (2018年9月14日 14:56)