今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
兵庫 火災報知機が雨水侵入で誤作動206件
台風20号の暴風雨により、神戸や明石市など兵庫県内の5市で、火災発生を知らせる「自動火災報知設備」(自火報)の誤作動が計206件あったことが消防への取材で分かった。
台風などの災害時には救助にも多くの人員が必要となるため、消防関係者は「誤作動が多いと災害対応に影響が出かねない」と危惧する。
自火報は熱や煙を検知し、建物内にベルなどで周知。消防法は一定面積以上の共同住宅や店舗、重要文化財などに設置を義務付けている。
台風が兵庫県に接近した23日午後8時以降の12時間で、神戸124件▽明石52件▽西宮16件▽尼崎10件▽姫路4件-の誤作動があった。自火報が作動し、実際に火災が起きていたのは1件だけだった。
感知器はマンション通路の天井などにあり、外気に触れる場所も多い。各市の消防は、暴風雨で内部に水が入り、ショートした▽装置に染み込んだ水が内部で霧状になり煙と誤認した-などが原因とみている。
明石市消防局の担当者は「自火報が作動すれば出動して安全を確認する。誤作動が相次ぐと救助や火災対応に影響が出かねない」と話す。
西宮市消防局は、外気に触れる場所に設置する場合は、防水機能のある装置を薦めているという。
消防庁は「これほど多い誤作動は初めて聞いた。各自治体が、建物の管理者と適切な対策を考えてもらいたい」とした。
<8/25(土) 8:30配信 神戸新聞NEXTより>
防犯システムがついているところで何か警報音が作動し、泥棒かと思ったらセンサーの誤作動だった、そのようなことが何度も続くと童話の狼少年のようにだんだんと信じられなくなり、また感覚も鈍くなり、また誤作動かという感じ方に慣れてしまうでしょう。
それが100回発生し、全て誤作動であれば良いのですが、その内の1回でも本物だと大変なことになってしまいます。
防犯センサーや防犯カメラなど様々なメーカーの様々な商品が存在していますが、誤作動するもの、誤作動が多いものは、せっかく大金を費やして設置しているにも関わらず充分な効果を発揮できていません。
また、肝心なところで働かない可能性があります。
どのような商品やサービスを選択するかは、購入時、導入時に慎重に考える必要があるでしょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2018年9月21日 19:50)