今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
二兎を追う者は・・・おとり捜査失敗
茨城県笠間署が、盗難自転車をいったん見つけながら「犯人を捕まえよう」と放置し、監視する署員が現場にいない時間帯に2度に渡りなくなっていたことが分かりました。
自転車泥棒を捕まえたうえで、自転車を被害者に返そうと「二兎(にと)」を追ったため裏目に出ました。
自転車の行方は分からず、同署は6月27日夜、ミスを認めて被害者に謝罪しました。
自転車(約1万8000円相当)は笠間市の大学生の女性(21)が使っていました。6月5日午後、JR友部駅南口の駐輪場に施錠して止めていましたが盗まれ、翌日、署に届け出ました。
笠間署によると、14日午後1時ごろ、署員が駅北口の歩道で鍵が壊された女性の自転車を発見。
署幹部は「犯人が現れる可能性がある」として張り込みを指示しました。
しかし、人繰りが付かないため、署員は日中を中心にした時間帯しか監視できず、16日午後11時ごろ自転車はなくなっていました。
さらに、17日午前2時ごろ、駅から数百メートル離れた場所で、署員が再び自転車を発見しましたが、同様に放置しているうち、同日午前9時ごろ、行方が分からなくなったということです。
自転車が見つかったことは被害者側に伝えておらず、女性は「3月に買ったばかりで、安いものではないので早く返してほしい」と訴えています。
副署長は「駅付近では自転車盗が多く、何としても犯人を見つけたかったが、結果的に判断に問題があった」と話しています。
見つかった自転車を被害者に返したとしても、犯人を捕まえなければ問題は解決しない。
犯人を捕まえたいという警察の気持ちはよく分かるのですが、被害者の方からすれば、見つかった時点ですぐに返してくれればよかったのに・・・と思っていることでしょう。
まさに、「二兎を追う者は一兎をも得ず」ですね。
投稿者: スタッフ (2007年7月 4日 10:00)
