今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
サバイバルゲーム場事務所からエアガン32丁盗まれる
京都府警西京署は19日、窃盗と建造物侵入の疑いで、大阪府茨木市総持寺2丁目、無職の男(24)を逮捕した。
逮捕容疑は、2月28日午後7時~3月1日午前8時ごろ、京都市西京区大原野のサバイバルゲーム場の事務所に侵入し、レンタル用などのエアガン32丁(計約55万円相当)を盗んだ疑い。
西京署によると、男は盗んだエアガンを大阪府内の中古品買い取り店に転売していた。
「借金があり金に困っていて盗んだ」と容疑を認めているという。
<3/19(火) 20:12配信 京都新聞より>
今回は転売目的の侵入窃盗でしたが、盗んだエアガンを悪用して人を傷付けようとする犯行も有り得るでしょう。
サバイバルゲームで使用するエアガンがどのような物で、単にペイント弾のようなものを撃つ物なのか、BB弾のようなものを発射する物なのか、いずれにせよ人の目を狙って撃てば危険な凶器となりえます。
サバイバルゲーム場の事務所に保管されていたということですが、どのように保管されているかは分かりませんが、本物の銃などを保管するような厳重なものではないでしょう。
エアガンを所持するのに資格や許可等が必要なのかも分かりませんが、この辺りも法の整備等が必要ではないでしょうか。
被害者側からの視点として、所持している物が盗まれた後に別の犯罪に悪用される危険性がある場合は、その保管や管理体制をより厳しくしなければならないはずです。
盗まれた物が別の事件で悪用され、誰か死傷者が出たとなると、被害者にも関わらず加害者として世間からバッシングされる可能性も考えておかなければなりません。
その上での対策や対応が必要です。
投稿者: 総合防犯設備士 (2019年4月12日 15:23)