今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
ノートルダム火災を受け 道後温泉で緊急点検実施
フランス・パリのノートルダム大聖堂の大規模火災を受けて、松山市消防局は19日、国の重要文化財に指定されている道後温泉本館で緊急の立入検査を行った。
午前10時から道後温泉本館で行われた緊急の立入検査には、松山市消防局や松山市の職員などおよそ20人が参加した。
職員は施工業者とともに保存修理工事の計画を確認した後、避難経路や消火器などの消火設備に異常がないか点検していた。
道後温泉本館では今年1月にも立入検査が行われているが、フランス・パリの世界遺産ノートルダム大聖堂で大規模な火災が起きたことから、改めて防火管理を確認しようと松山市消防局が緊急に行った。
松山市消防局予防課の西岡克仁課長は「松山の重要な文化財を後世に残していくため、火災予防に重点を置き、保存修理工事を行なってもらいたい」と話していた。
<4/19(金) 15:38配信 南海放送より>
フランス・ノートルダム大聖堂の大規模火災を受けて、愛媛県の道後温泉で消火設備の緊急点検を実施したようです。
重要文化財に指定されている建物や寺院等は木造建築のものも多く、火災に弱いのは明らかです。
現在の建築物であれば燃えにくい材質を使った建物にすることはできますが、歴史的建造物に手を加えるのはなかなか難しいと思われます。
それらに直接手を加えるのではなく、その周囲に防火、防災対策を講じることで景観を損ないにくくもなるでしょう。
火災は少しの火からあっという間に燃え広がります。
被害を最小限に抑えることが第一です。
そのための事前対策が必要です。
投稿者: 総合防犯設備士 (2019年5月24日 15:03)