今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
自宅マンションから消火器を盗み 8階から投げ落とす
自分が住むマンションに設置された消火器を盗み、隣家の屋根に落として壊したとして、兵庫県警葺合署は5日、窃盗と建造物損壊の疑いで、神戸市中央区の飲食店従業員の男(25)を逮捕した。
逮捕容疑は6月21日未明、自宅マンション9階に設置された消火器1個を盗み、8階から投げ落として隣家の屋根を壊した疑い。同署の調べに「むしゃくしゃしてた」と容疑を認めているという。
同署によると、消火器を持って行く男が防犯カメラに写っていた。これまで、男に関する近隣トラブルなどの相談や通報はなかったという。6月24日にも同様の被害があり、同署が関連を調べている。
<8/5(月) 21:29配信 神戸新聞NEXTより>
消火器と防犯カメラはセットで設置した方が良いかもしれません。
消火器を盗んで転売する者もいるかもしれませんし、いざという火災の時に消火器がなければ大きな被害になる可能性もあります。
また、今回の事件のようにむしゃくしゃして階下に投げ落とすという恐ろしい行為も考えられます。
盗まれないための抑止効果を期待して防犯カメラで守る方が安全でしょう。
今回捕まった男も消火器を持って行く姿が防犯カメラに映っていたことから特定につながったようです。
消火器を投げ落とすなんてあり得ないとは言い切れません。
以前、自転車を投げ落とした男の事件もありましたし、上から何を投げ落とされるか分かりません。
犯罪者が投げ落とそうとする犯罪行為を物理的に防ぐことは非常に難しいため、防犯カメラによって見られている、記録される、自分の犯行がばれる、ということを犯罪者に示すことで犯罪を未然に防ぐことにつながります。
投稿者: 総合防犯設備士 (2019年9月 6日 15:56)