今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
コンビニに「本部の者」装い現金窃盗
松戸署は26日、窃盗の疑いで、さいたま市岩槻区、契約社員の男(26)を逮捕した。男はコンビニのアルバイト補助員を装い店内に入り、現金を盗んでいたという。
逮捕容疑は昨年12月12日午後8時45分~9時ごろ、松戸市内のコンビニで、アルバイトの店員に「本部の者ですけど、よろしくお願いします」とうそを言いレジカウンター内に入り込み、隙を見てレジから現金25万円を盗んだ疑い。
同署によると、男は店内の事務所で制服に着替えた後に接客業務をしながら、現金を盗んでいた。容疑を認め「ギャンブルのためのお金が欲しかった」と供述。店内の防犯カメラの映像などから浮上した。
男は人材派遣会社に登録し、コンビニ関係の仕事をすることが多く、業界の事情をよく知っていたという。同署は同様の手口を繰り返していた疑いもあるとみて調べている。(本紙、千葉日報オンラインでは実名報道)
<2/27(木) 12:01配信千葉日報オンラインより>
コンビニにフランチャイズ本部の社員を装い、アルバイト店員の隙を見てレジから現金を盗んだ男が逮捕されました。
男はコンビニ関係の仕事をすることが多く、業界の事情をよく知っており、アルバイト店員は本部の者だと言われれば店の中を無防備に見せることが多いと感じていて、窃盗の手口として使えると考えたのかもしれません。
このような手口に対してはアルバイト店員のみならず社員教育を徹底することが必要ですが、今後、日本においては人手不足がより深刻になり、外国人に頼らざるを得ない店も多くなります。
この状況も社員教育を難しくする点の一つでしょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年3月13日 15:58)