今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
マスクの流通量
今泥棒に何が人気かと聞かれれば、まずマスクが思いつきます。
それ以外にはアルコール消毒液やデマで品薄のトイレットペーパーなどでしょうか。
新型コロナウィルスの騒動で感じたことは、この日本は意外に物が少ないということです。
物にあふれている、物が過剰にある、というように言われたこともあったと思いますが、マスクがあっという間に姿を消し、もう1ヶ月以上買えなくなっています。
工場では不休で増産しているというニュースも見ましたが、その増産したマスクはどこに行っているのでしょうか。
ちょっとしたデマ情報がSNS等で拡散すると、人々は混乱し、多くの人がその商品を買いに走ります。
その様子がまた報道され、全国的に品薄となり、あっという間に店頭から姿を消します。
その状態が数日で解消されればよいのですが、解消されるまで、つまり市場に流通するまでに時間が掛かることが多いように思います。
そう考えると、通常の購買活動以外に少しでも需要が高まると、すぐに供給を追い越してしまい、物が不足することが多いという状況なのでしょうか。
品薄状態を敏感に感じ取った人が、転売目的で買い占め、そして高値で転売するチャンス狙っているとも言われていますが、そのような人が何万人もいるとは思えません。
個人的には、政府やメーカー、工場、卸売業者等が不当に流通量を制限し、そして長期的に一定量を販売するためにどこかに保管しているような気がしてなりません。
今の品薄状態であればどこの家でもマスクを何箱か置いておきたい気持ちがあります。
それを逆手にとって流通量をコントロールし、少しずつ流通させ、そこに人が群がる状態を長引かせることで、この騒動が収束した後も売り続けようとしているような気もします。
あくまでも個人的な感想で、本音を言えば早く買えるようになればいいのに、という気持ちです。
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年3月19日 15:18)