今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
解雇されるかも・・・ 今後の生活資金のために職場で窃盗
勤務先のホテルから現金約174万円や商品券を盗んだとして、窃盗と建造物侵入罪に問われた男の初公判が前橋地裁(稲田康史裁判官)で18日に開かれ、検察側が懲役2年6月を求刑し、即日結審した。
検察側は、新型コロナウイルスの感染拡大による宿泊客の減少で「解雇されるかもしれない」と不安がり、今後の生活資金などを得る目的で犯行に及んだと指摘した。
窃盗罪などに問われているのは、群馬県草津町の会社員の男(60)。
起訴状によると、3月30日未明、同町のホテル事務所に侵入し、現金などを盗んだとされる。
検察側は論告で、週末分の売上金が保管されている日を狙ったなどとし、「短絡的な動機で、計画的で悪質だ」と非難。盗んだ現金のうち約6万3000円はパチンコや孫へのプレゼントに使っていたという。
判決の言い渡しは26日。
<5/20(水) 11:00配信読売新聞オンラインより>
コロナの関係で勤務先の売上減少から自身が解雇されるかもしれないという不安により、その勤務先から売上金を盗んだ男の身勝手な犯行です。
解雇されるかもしれないという不安な気持ちは分かりますが、これまで世話になったであろう勤務先に対して、現金を盗もうという気持ちとそれを実行に移した気持ちは全く理解することができません。
理解はできませんが今後このような犯行が増えてくる可能性があります。
勤務先の財政状態悪化によりこのままでは駄目だと判断し、倒産する前に金目の物を持ち出して逃げ出そうとする経営者、従業員が出てくるかもしれません。
経済状況の悪化と犯罪の悪化は関連があると言われています。
経済が悪くなると犯罪が増え、逆の場合は犯罪も減るということですが、犯罪が悪化しないためにもコロナ関係の補償や補助が重要になります。
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年6月12日 09:48)