今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
ホームレスの女性 スーパーであめ1袋盗み逮捕
スーパーであめ一袋を盗んだとして、61歳の女が逮捕されました。
窃盗の現行犯で逮捕されたのは、住所不定無職の61歳の女です。
警察によりますと女は12月1日午後3時ごろ、北海道札幌市厚別区のスーパーで、あめ1袋(販売価格189円)を盗み、支払いをせず店外へ出たところで私服警備員に逮捕されました。
女は持っていたトートバッグにあめ1袋を入れ、その様子を私服警備員が目撃。女がレジを通ることなく店を出たため警備員が呼び止め、現行犯逮捕しました。
調べに女は「あめを盗んだことは間違いない。数週間前にアパートを引き払って以後、ホームレスになった」などと話しているということです。
<12/1(火) 21:10配信北海道ニュースUHBより>
万引き、窃盗、人の物を盗むことはどんな場合でも犯罪であり、許されることではありません。
しかし、数週間前にアパートを引き払った61歳の女性がホームレスとなり、その人があめ1袋を盗んだ犯行を責める気にはなれません。
被害者である店にとっては迷惑な行為ですし責任は全くないのは事実ですが、単に加害者を責める、罪を償わせるだけでは根本的な問題の解決には至らないように思います。
今、働いている人たちは多くの税金を納めています。
働いている人に限らず、日本で生活している人は大人も若者も子供も税金を払って暮らしています。
毎月給与明細を見ると多くの税金を納めていることが分かりますが、このお金が何に使われているのか疑問を感じざるを得ません。
税金はこのような不本意な事態に陥ってしまった人の保護や援助に使われるべきものではないでしょうか。
毎日良く分からない名目で国民の税金が無駄遣いされているニュースを目にして腹立たしく思っています。
本当に困っている人に手を差し伸べてこそ、お金の使い道として正しいような気がします。
コロナの影響で今後も多くの人が生活に困った末に犯罪を犯してしますかもしれません。
その人達が犯罪を犯す前に、国が救ってこそ、多くの税金を納めている価値があるのではないでしょうか。
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年12月 4日 18:34)