今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
香川 泥棒が嫌がるガラス スーパーで強度体験
「泥棒が嫌がるガラス」の強度を来店客が体験しました。年末年始を前に住宅の空き巣被害などへの対策を呼びかけるイベントが高松市のスーパーで行われました。
ブルーシートに並べられた複数のガラス。
住宅の窓などに使われる通常のガラスをハンマーでたたくと...
(来店客ハンマーでたたく)
「ガシャーン」
言わずもがな、粉々に割れてしまいますが、特殊加工を施した強化ガラス、その名も「泥棒が嫌がるガラス」だと...
何度叩いても割れません。
これは、住宅への侵入・盗難被害の防止を呼びかけるイベントで、空き巣などが起こりやすいとされる年末年始を前に、最新の防犯設備を来店客に知ってもらおうと、香川県警などが企画しました。
2020年、県内で発生した住宅侵入や空き巣被害の認知件数は353件と、2019年の同じ時期より15パーセント程増えていて、県警が注意を呼びかけています。
(香川県警生活安全企画課 田岡充浩調査官)
「年末になると外出の機会も多くなる。鍵をかけていただくのが一番だが、お住まいをもう一度見直して、鍵・窓ガラスの設備関係も十分かどうか考えて普段から自主防犯意識を高めていただければ」
このほか、店頭では家の施錠や戸締りを呼びかけるチラシなども配布されました。
<12/17(木) 19:02配信 岡山放送より>
泥棒が住宅へ侵入する際の手口として最も多いのがガラス破りと言われています。
扉に比べれば物理的にガラスの方が破りやすく、時間も掛かりません。
より手軽な侵入手口と言えます。
そのガラスを破壊しにくいものに替えることは、泥棒にとっては侵入しにくい、侵入に時間が掛かる、つまり嫌がるガラスになるということです。
泥棒が嫌がるということは侵入されにくい、被害に遭いにくい、ターゲットになりにくいということが防犯対策につながります。
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年12月18日 16:22)