今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
メダカ100匹盗んだ70代男性不起訴
中間市のメダカ専門店から大量のメダカを盗んだとして、窃盗の疑いで書類送検された70代の男性について、福岡地検小倉支部は3日付で不起訴処分としました。
不起訴処分となったのは、中間市に住む無職の男性(70代)です。
警察によりますと、男性は、今年3月、中間市のメダカ専門店からメダカ100数匹・約27万円相当を盗んだとして4月に書類送検されていました。
この事件を巡っては、犯行の一部始終が映った防犯カメラの映像がKBCなどで報じられ、男性は、放送後に自首し、盗まれたメダカも無事、返されたということです。
福岡地検小倉支部は、この男性について、3日付で不起訴処分としました。
「諸般の事情を総合的に考慮した」としています。
<6/3(木) 20:30配信 九州朝日放送より>
メダカを盗んだが、テレビで防犯カメラの映像があることを知ったため自首し、盗んだメダカも返したことから不起訴になったという顛末のようです。
地検は諸般の事情を総合的に考慮したとありますが、その具体的な内容を知りたいのが市民の実情ではないでしょうか。
犯罪を犯したのに不起訴になるというのは理解できません。
例えば長年に渡って虐待されていた子供が正当防衛で親を殺害してしまったなどの特殊な事情で不起訴になることは分かりますが、今回のような一般的な窃盗事件で不起訴になるというのはどのような事情からでしょうか。
また、日本では刑事事件で起訴されれば有罪率が100%に近いと聞いたことがありますが、この数字は異常のような気がします。
全く別かもしれませんが、投票率100%に近い独裁政権の選挙結果のような印象も受けます。
有罪にできない事件はそもそも起訴しないということもあるかもしれませんが、日本の裁判における負の側面を感じます。
悪いことをすれば捕まって罰せられるということは誰もが子供の頃に教えられることですが、現実の世界ではそうではない場合があるというのは子供には説明できない大人の事情でしょうか。
投稿者: 総合防犯設備士 (2021年6月 4日 15:15)