今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
ラーメン店から24キロの券売機ごと盗まれる
神奈川県警相模原北署は13日、窃盗などの疑いで、大井町上大井、無職の男(46)を逮捕した。
逮捕容疑は、5月10日午後3時半~同12日午前8時ごろ、相模原市緑区西橋本3丁目のラーメン店の入り口ドアを壊して侵入、重さ約24キロの券売機(時価約20万円相当)ごと店外に持ち出し、内部の現金約2万5千円を盗んだ、としている。容疑を認めているという。
周辺の防犯カメラ映像などから男が浮上した。
<7/13(火) 19:41配信 カナロコ by 神奈川新聞より>
盗まれた券売機の中の現金は約2万5千円でしたが、破壊された入口ドア、券売機(時価20万円)も含めると大きな被害になります。
泥棒に盗まれるような現金は置いていない、という考えの人も多くいると思いますが、泥棒に入られて現金の盗難被害だけで済むことはほとんどありません。
侵入者にとっての障害となる扉や窓は破壊されますし、部屋の中は荒らされ、汚されることもあるでしょう。
今回の事件のように盗られたものより、壊されたものの方が被害が大きかったということは多々あります。
また、侵入盗難被害に遭った後、お店の場合はすぐに開店できるか、事務所の場合は通常業務を行えるか、そういった事態も想定した上での防犯対策を考えなければなりません。
投稿者: 総合防犯設備士 (2021年7月16日 16:20)