今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
新築工事現場から電動工具盗まれる 犯人は同業者
新築工事現場に侵入し電動工具7点を盗んだとして、26歳の男が逮捕されました。
建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、北海道美幌町に住む作業員の26歳の男です。
男は9月17日午後10時50分ごろ、札幌市豊平区平岸の新築工事現場に侵入し、電動ドリルなどの電動工具7点(時価計5万3000円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
2日後に工事を請け負っていた旭川市の会社から警察に通報があり、事件が発覚しました。
警察が工事現場の防犯カメラや被害品の売買の状況など捜査を進める中で男の容疑が浮上し、事件から約1か月半余り経った11月4日に逮捕しました。
調べに男は「自分がやったことに間違いありません」と容疑を認めていて、警察が余罪を含めて詳しく調べることにしています。
<11/5(金) 9:58配信 北海道ニュースUHBより>
最近、私の通勤ルートに新築の工事現場があり、住宅が建てられました。
平日の昼間工事を行い、夜になると作業を中断し、翌日再開するという流れのようでした。
土日は作業を行っておらず、無人でしたが、資材や道具などの一部にブルーシートを掛けて現場に置かれているのを見て、盗まれたりしないのかと疑問に感じました。
今回の窃盗事件は同じような状況で、やはり良からぬ考えを持つ人がおり、犯行に及んでしまったのでしょうか。
翌日も使うものだから一晩くらいその場に置いても大丈夫だろうという油断は禁物です。
工事現場用の防犯対策を講じるか、防犯カメラを設置するなどすればより安心できますが、現実的予算面などで難しそうです。
そうなると、やはり面倒でも現場にものは残さず、都度事務所や会社、自宅まで持ち帰り、翌日再度持ってくるという地道な対策を続けるしかありません。
投稿者: 総合防犯設備士 (2021年11月 5日 15:35)