今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
福井県警 鑑識技術高める競技会開催
事件現場での鑑識技術を高めるため、福井県警は、警察官による競技会を福井市内で開いた。県内11署から2人ずつ22人が参加し、技量を競い合った。
10月26日に開催。アパートの一室に不審者が窓ガラスを割って侵入し、室内の封筒から5万円を抜き取って逃げた窃盗事件を想定。各署の2人がペアを組み、1時間以内に封筒やドアに残された指紋、床の足跡などを採取した。
県警鑑識課員らが審査し、指紋を適切に採取できているかなどをチェックした。
1位になった福井署の西出悠馬巡査(31)は「現場に残された証拠から犯人を特定し、1件でも多くの事件解決につなげたい」と意気込んだ。ペアを組んだ端風歌巡査(20)も「実際の事件現場で鑑識捜査をしておらず、良い経験になった」と話していた。
2、3位は次の通り。
▽2位 福井南署 (乙部博之巡査長、森本琢也巡査長)▽3位 大野署(田中里奈巡査、安田響巡査)
<11/2(火) 10:15配信 読売新聞オンラインより>
関西地区ではアメリカの海外ドラマCSIシリーズがここ数年放映されています。
警察の鑑識課が主役のドラマで、毎回様々な事件を捜査し、証拠を集めて検証し、最終的に犯人逮捕に結びつくというストーリーが多く、私も毎回録画して見ています。
あのドラマを見ていると、アメリカの警察、鑑識の技術やレベルの高さに驚かされます。
犯人が残したほんのわずかな跡を、鑑識の手法や技術によって拡大させ、証拠となるように努力する様子が描かれています。
今、鑑識を目指している人やすでに働いている人の中で、ドラマの影響を受けている人は結構多いのではないかと思います。
ドラマで描かれている技術や手法が現実的なものかは不明ですし、日本とアメリカのレベルがあれほど大きいかは分かりませんが、あれぐらいまで高まると、犯罪者にとっては脅威を感じるでしょう。
そのような存在になること、目指すことも大きな面で犯罪の抑止力となり、防犯対策の一つと言えます。
投稿者: 総合防犯設備士 (2021年11月12日 16:08)