今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
女性用脱衣所のロッカーからクレジットカード盗み、家電購入
ホテルの大浴場で女性用脱衣所のロッカーからクレジットカードを盗み、家電などを購入したとして、中国人ら7人が逮捕されました。防犯カメラの無い女湯ばかりを狙っていたとみられています。
逮捕されたのは埼玉県草加市の職業不詳の男(37)と中国人の男女6人のあわせて7人です。
容疑者らは今年6月、千葉県木更津市内のホテルで、女湯の脱衣所のロッカーからクレジットカードを盗み、そのカードを使ってタブレット端末などおよそ28万円分を購入した疑いなどが持たれています。
警視庁は、容疑者らのグループが防犯カメラの無い女湯ばかりを狙って、合い鍵を作りロッカーを開ける手口で、犯行を繰り返していたとみています。
容疑者らは「何もやっていない」などと容疑を否認しています。
警視庁は、このグループによる被害額が去年12月から今月までで少なくとも5400万円に及ぶとみて余罪についても調べています。
<11/18(木) 2:00配信 TBS系(JNN)より>
クレジットカードの番号とセキュリティコードが分かればネットショッピングなど簡単にできてしまいます。
商品の送り先だけ変えれば、料金はカードの持ち主に請求されます。
カードの利用明細などを確認していない人であれば、金額が少額の場合、不正利用されたことにも気づかない可能性があります。
商品の送り先が犯人の住所や勤め先の場合すぐにばれてしまいますから、犯人側も郵便局留めなどにするなど工夫が必要になります。
例えばカードを使用する際、店員にカードを預けますが、その時に犯罪者にカード両面の写真を取られ、映像を拡大して番号が読み取られるなどの手口も考えられます。
コロナの関係で衛生面も注目されるようになってきたため、今後はカード自体が無くなり、ペイペイなどのスマホ決済が増えてくるかもしれません。
投稿者: 総合防犯設備士 (2021年11月18日 16:46)