今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
「焼き破り」の手口で侵入・・・被害額1000万円
民家のガラスを破って侵入し、現金などを盗んだとして、名古屋市港区の無職の男(56)が窃盗と住居侵入容疑で逮捕されました。
男は、ライターなどで窓ガラスをあぶって破る「焼き破り」の手口で侵入していました。
愛知県内では約2年前から同様の手口の空き巣事件が100件(被害総額約1000万円)あり、余罪を追及しています。
調べでは、男は6月20日午前9時50分から同11時20分ごろにかけ、愛知県東浦町の自営業の男性(63)宅の窓ガラスを破って室内に侵入、現金約45万円と手提げかばんなど2点(1万6000円相当)を盗んだ疑いです。
侵入の手口で最も多いのがガラス破りによるものです。
ドライバーやバールのようなものでガラスを割って侵入する手口、今回のように焼き破りで侵入する手口など色々ありますが、最も狙われるのがガラスということです。
つまり、まず真っ先に狙われるガラスを守ることが、侵入されにくい環境づくりの第一歩となります。
ガラス自体を破られにくいガラスに強化することや、窓ガラスを開けようとしたら動作する防犯センサーを設置する。
さらに、ガラスや扉を壊そうと建物に近づいただけで動作する人感ライトやフラッシュライトでの威嚇など、建物に近づかせない防犯システムを設置することは、単純な侵入手口に対して大きな効果を発揮します。
投稿者: スタッフ (2007年7月18日 09:00)
