今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
新しい手口?「誘い出し盗」 知り合いを食事に誘い、空になった家に・・・
食事におびきだし、不在となっている知人の家に盗みに入っていました。
住居侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、高知県宿毛市の無職の容疑者(41)と実行役の30代の男2人です。
容疑者らは去年8月、大阪府松原市の住宅に2階の窓ガラスを破って侵入し、ブランドバッグや高級時計など55点、あわせて1000万円相当を盗んだ疑いがもたれています。
警察によりますと、容疑者は事件当日、知り合いだった被害者の男性を食事に誘い、男性が自宅にいない隙に実行役が盗みに入ったということです。
容疑者らは盗んだ物品を大阪市内の買取店に持ち込み、換金していたとみられています。
警察は3人の認否を明らかにしていません。
<1/12(木) 19:17配信 ABCニュースより>
まず知り合いを食事に誘い、家が空になったところに仲間(実行役)が窃盗を行う「誘い出し盗」という新しい手口でしょうか。
今回のように誘い役と実行役が仲間であることがばれなければ、成功率が高そうな手口です。
ただ、誘い役と被害者は一緒に食事に行くほどの仲という前提ですから、不審に思われる可能性もあり、リスクの高い手口とも言えます。
食事等に誘われた間に泥棒に入られるなど犯罪に巻き込まれた場合は、この誘い出し盗の手口を疑い、誘い役が犯行に関係している可能性も考慮すべきでしょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2023年2月17日 10:34)