今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
車を盗んだ上、自分の名義に変更して中古車販売店に売却
去年7月、愛媛県松山市内の駐車場から軽乗用車を盗み、車検証を自分の名義に変更して所有者を装い中古車販売店に13万円で売却した疑いで、松山市の22歳の男が逮捕されました。
窃盗と組織犯罪処罰法違反の犯罪収益等隠匿の疑いで逮捕されたのは、松山市南久米町の建設業の男(22)です。
警察によりますと男は去年7月、松山市内のコインパーキングに駐車していた軽乗用車1台を盗んだ上、車検証を自分の名義に変更し、松山市内の中古車販売店で13万円で売却した疑いがもたれています。
男は書類を偽造して車検証の再交付を申請し、軽乗用車の車検証を騙し取った疑いで今月逮捕されていて、警察が余罪を捜査していました。
調べに対し男は「車を持って帰って売ったが同意の上の事であり、盗んだり何かを偽ったりしたことはない」と容疑を否認しているということです。
<あいテレビ 1/27(金) 17:51配信より>
自動車を盗み、車検証の名義を自分の名前に変更して中古車販売店に売却した男が逮捕されました。
ニュースのコメント欄に多数載っていましたが、軽自動車の登録や名義変更は驚くほど簡単に行えるようです。
手続きの簡素化、利便性の向上をはかったものでしょうが、今回のように犯罪者に悪用され、逆に盗難被害を増やす結果につながったというコメントもありました。
今回は容疑者逮捕につながりましたが、例えば自分の車が盗まれ、名義変更されてしまったら、自分の車だと証明することが難しいケースもあるでしょう。
制度を悪用した犯罪手口に注意が必要です。
投稿者: 総合防犯設備士 (2023年3月 3日 09:58)