今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
郵便局の入出金機盗まれる 外に放置され、現金被害はなし
三重県四日市市の郵便局に侵入し現金が入った機械を盗んだとして、警察は15日に無職の男を窃盗などの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、滋賀県東近江市の容疑者(54)です。
警察によりますと、容疑者は去年4月15日午前5時頃、仲間2人と共謀し、四日市市羽津町にある四日市かすみ郵便局に侵入して、現金が入った「入出金機」(時価130万円相当)と呼ばれる機械を盗んだ疑いが持たれています。
重さ約230キロある「入出金機」は郵便局の外に放置され、中に入っていた現金にも被害はありませんでした。
この事件では、既に去年8月に共犯者2人が逮捕されていて、警察では防犯カメラに3人の男が映っていたことから残り1人の行方を追っていました。
<3/16(木) 12:50配信 三重テレビ放送より>
入出金機の中に現金がどのくらい入っていたのかは分かりませんが、入出金機本体は時価130万円相当の価値があるということです。
現金の盗難防止策も重要ですが、機械の破壊防止策も必要なことが分かります。
盗まれた現金は少額だったものの、壊された機械の修理や入替に数十万円掛かってしまったとなれば、何を守るべきかの優先順位が変わってきます。
また機械が購入したものか、リース契約で使用しているもの、保険加入の有無などによっても対策(予防策)の考え方は変わってくるでしょう。
それらによって対策にどれだけの費用を掛けられるか、掛けるべきかとも変わってきます。
この辺りは状況を整理した上で考える必要があります。
被害に遭うはずはない、自分は大丈夫、などの根拠のない自信は持たずに、常に防犯意識を持つように心掛けましょう。
油断大敵、油断禁物です。(どちらも油断して失敗することを戒める、ほぼ同じ意味の言葉ですが、「油断禁物」の方が注意を怠ることを戒める度合いが大きいようです)
投稿者: 総合防犯設備士 (2023年5月 8日 09:35)