今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
海外旅行時における 安全 な両替方法
この夏に海外旅行にいかれる方も多いと思います。
海外旅行で悩むのが支払いの時。
当たり前ですが、通貨が円ではなく現地の通貨になるため、現金支払いをする場合には事前にどこかで両替する必要があります。
この両替の場所とタイミングがなかなか難しいんです。防犯 という面からも慎重に検討することが必要です。
両替可能な場所としては、日本の銀行、日本の出国空港、入国空港、現地銀行、ホテル、両替商、土産屋、個人のあやしげな両替屋などがあります。
まず、日本の銀行、日本の空港の中の銀行等で両替を行う方法があります。
これが日本語が通じますので 防犯 面で最も安心です。
安全 面でもこの方法が慣れない方は最もお勧めです。
1国しかいかない場合にはその国の通貨、数カ国を訪問する場合で、あまり日本人のいかない場所の場合には
ユーロ又はドルも少し予備に持っておくと足りない時に安心です。
しかし全ての国の通貨が日本で両替できるわけではありません。
チェコとかウズベキスタン・・といった国の通貨は日本では両替できません。
そこでその次に 防犯 面でも率の面でもお勧めが、現地の銀行にて両替する方法です。
場所にもよりますが、海外の銀行のセキュリティ対策「 防犯 対策」はすごいです。
手荷物を持ち込めなくロッカーに入れさせるところもあります。
入退出口は自動扉が2枚あり、まず最初の扉を押しボタンを押して開けて円筒の小さなスペースに入り、
数秒後にその先の斜め横にある扉が開くのでそこから出て部屋に入るというちょっと複雑な入り方で、
数秒間非常に狭い場所に閉じ込められたような形になります。
もし次の扉が開かなかったら空気がなくなる・・と心配になるほどのスペースに入るのです。
出る時にも同じ方法ですので銀行強盗などしても出る時に電気錠を閉められたら終わりです。
日本のような開け放たれた場所では決してないのです。
そして、パスポートを提示、パスポートの内容をなんやらコンピュータに入力し照会しています。
先日私はコモというミラノから列車で約1時間のところでドルからユーロに両替しましたが、
出したドル札を調べること数分。何度も指でさわり、透かして見て2名がかりで調べられました。
調査中の数分間はドキドキで汗がどっと吹き出ました。(決して外観上そんな不審者には見えないと思うのですがね。)
但し、日本の営業時間と違い昼休みがあったり、営業時間が午前中だけだったりということもありますし、
両替できる銀行を探す時間的余裕が必要で、結構短時間の観光旅行ではこの時間がうまくできないこともあります。
そこで、銀行以外で両替するということを余儀なくすることになります。
特に夜遅く到着した場合には早速ホテルまでのバス・タクシー代金やホテルでのボーイへのチップなどが
必要となるためどうしても現地通貨が必要です。到着した空港で最低限の両替をしましよう。
そして銀行以外に比較的に安心なのは宿泊ホテルでの両替です。
手数料の面からは銀行より悪くなりますが比較的に安心、簡単、親切です。
そしてできれば避けたいのが両替屋(CHANGEと大きく書かれている)です。
実際に行きましたが手数料が高い、無愛想っていう感じでした。
特に手数料0%なんて大きく掲げているところはあやしいので避けましょう。
(手数料0%は高額の両替のみなんてからくりで、数万円程度の両替手数料はめっぽう高いようです)
そして、土産屋などでの両替、そして個人で声をかけてくる両替屋に至ると、絶対に接触してはいけない業者です。
下手をすると「有り金」全て盗まれるということにもなりかねません。
だいだいどこの国でも知らないのに愛想良く寄ってくる人間、めちゃめちゃいい条件をいう人間には取り合わないことです。
防犯 という面からはそういった場所に近づかないことが重要です。
また、防犯 対策としては、両替したお金はすぐに財布などに入れ、人目に触れさせる時間を少なくする。
ひったくり 対策にカバンは斜めがけ、銀行など両替した後狙われることが多いので注意が必要です。
ざっと海外での両替情報をお伝えしました。
クレジットカードも両替をする必要がないため便利ですが、防犯 面から検証すると、使用する先の信用度をきちんと判断しないと偽造など問題が発生する可能性があります。ホテルや著名な店舗、空港などに限った方が安心です。
せっかくの楽しい旅行が、悲しい旅行にならないように、防犯 面での対策をきちんと行いましょう。
投稿者: スタッフ (2007年7月25日 09:22)
