今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
外国人女すりグループ、入国後1週間で150万。
買い物中の男性のバッグから金品を盗もうとしたとして、警視庁捜査3課などは31日までに、
窃盗未遂の現行犯で、いずれも自称で、ベトナム国籍の住所・職業不詳容疑者(38)ら3人を逮捕しました。
調べによると、3人は28日午後1時すぎ、東京都台東区浅草の仲見世通り商店街で、買い物中の男性客(49)が肩から提げていたバッグから金品を盗もうと手を入れたところを、捜査員に見つかり、逮捕されました
同日夜には隅田川花火大会があり、同課などは3人が周辺に現れるとみて、捜査員8人を投入して警戒していました。
3人は21日に入国。逮捕されるまでの間に、東南アジア系の女3人組によるすり被害が都内の浅草や上野、渋谷、原宿などで相次いでおり、同課などは3人が二十数件(被害総額約150万円)に関与したとみて調べています。
入国して1週間で150万円の稼ぎ・・・というのは、日本で考えてもすごい数字ですが、ベトナムなどの物価や年収から考えると数年分になるのではないでしょうか?
「すり天国」「ひったくり天国」などとありがたくない名称をつけられている日本。
すり、ひったくりなどには日本国内、海外に係わらず、その防犯意識の希薄さから日本人は狙われやすいのです。
防犯意識がもともと希薄な上、まして花火やお祭り、又休日前の深夜の列車の中、買い物中など、気持ちが開放的になったり他のことに意識がいってしまって、財布のことなどすっかり忘れてしまっていル時に狙われるのです。
すり 対策/
・花火やお祭りなど人が多く集まる場所に行くときには特に注意をする。大金やクレジットカードは持ち歩かない。
・夜間の列車の中など寝てしまう人も注意。寝ている一瞬を狙われる。
・背広のポケット、ズボンの後ろポケットに財布は入れない。斜めがけしたバックの中で、ファスナー付きの袋などに入れる。
・口が開きっぱなしになっているトート型バックや、かごなども注意。
・友人と歩きながら話している時、携帯電話中、買い物中、食事中にも注意。
・大金の入っている財布を見せない。
・見知らぬ人に「○○がついています」などと話し掛けられたりした時も注意が必要。
アイスクリームなどをわざとつけてそちらに気がとられている間にすられる被害もある。
「話し掛けすり」「ケチャップすり」
「話し掛けすり」のことを知っていたのでしょうか、先日ミラノで、日本にもある某店舗でのこと。
50歳〜60歳くらいのその女性は、バーゲンということもあり試着を繰り返した後、商品を購入されていました。
ふと見ると、Tシャツの背中からタグがべろ・・と見えていたので「背中から見えていますよ」と教えてあげたのですが、まったく横にいる私の存在を無視して声も聞こえないふりをして、前を向いたまま店から出て行かれました。
いかにも「そんな声をかけて「すり」でもするんでしょうが、私はひっかからないわ」というような感じがして・・ちょっと怒りました。
まあ、それくらい注意をして、防犯 意識が高いのはいいことなんですが・・あんな格好で街の中歩くのが恥ずかしいと思ったので声をかけたのに・・防犯 ブログを記入している私としては複雑な気持ちでした。
投稿者: スタッフ (2007年8月 1日 13:40)