今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
牧師にざんげ 窃盗男が警察に出頭
9日、三重県内で保冷車などを盗んだとして、窃盗容疑で住所不定、無職の男(34)が逮捕されました。
男は同日夕方、警察に出頭。
「教会で牧師にざんげをしたら、出頭するよう諭された」と話しているようです。
調べでは、男は9月2日、三重県朝日町の水産会社前の路上に止めてあった同社の保冷車と、社内にあった現金約21万円を盗んだ疑いです。
「盗んだ車は三重県内に放置した」と供述しており、神戸市兵庫区に土地勘があったため、兵庫署に出頭したということです。
男は、京都府で逮捕されたことがあり、「京都府内の教会でざんげした」と話しているようです。
牧師にざんげをして警察に出頭する、というのは海外などではありそうな話ですが、日本では珍しいのではないでしょうか。
日本人は複数の宗教を掛け持つ不思議な民族です。
正月・クリスマス・バレンタインなど、あまり宗教色を出さずにイベントとして楽しみます。
日本人の多くは、他の宗教への批判的感情はあまりなく、また他宗教に対して寛容であることから、他宗教との対立という現象はあまりみられません。
外国では他宗教との対立から戦争に発展することも珍しくありません。
ただ、宗教的にあまり関心がないため(熱心ではない)、神社や教会に平気で盗みに入る泥棒がいるのも事実です。
外国では「罰当たり(という言い方はしないでしょうが)」、「神への冒瀆」など、泥棒や他の犯罪者も神聖な場所での犯行は敬遠します。
どちらが良いとは一概には言えませんが、日本では神社や教会であっても泥棒の標的になるということです。
防犯 対策も必要になりますが、個人的には神社や教会に防犯カメラが何十台も設置されているのは非常に違和感があります。
投稿者: スタッフ (2007年9月13日 11:58)