今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
GPSで盗品発見
東京都大田区の中央卸売市場大田市場から121箱分のグレープフルーツを盗んだとして、窃盗の疑いで埼玉県越谷市の運送会社運転手の男(40)が逮捕されました。
「子供の養育費が欲しかった」と容疑を認めているということです。
調べによると、男は、5月19日午後4時から21日午前0時の間、同市場内で仲卸業者のグレープフルーツ58箱(計16万2000円相当)を盗んだほか、5月20日午前9時から21日午前4時半までの間、別の仲卸業者のグレープフルーツ63箱(計18万9000円相当)を盗んだ疑いです。
同市場では昨年暮れからフォークリフトを使用し、オレンジやレモン、グレープフルーツなどの輸入果物が大量に盗まれる事件が頻発していました。
仲卸業者が果物の箱に全地球測位システム(GPS)を付けて警戒していましたが、盗品が新宿内の市場に運び込まれたのが分かったため110番。
偽造された納品書などから、男が容疑者として浮上したということです。
あらゆる商品に盗難防止用のGPSをつけるのが当たり前になる、そんな時代が近づいているようです。
商品を盗まれたとしても現在位置を追跡できるようになるということです。
ただ、泥棒側もGPSを無効にする方法を考え出すなど、防犯 対策を考える側との「いたちごっこ」は続きそうです。
投稿者: スタッフ (2007年9月14日 10:38)