今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
総額2億円の貴金属盗まれる 防犯設備なしの百貨店
26日午前9時25分ごろ、神奈川県藤沢市の小田急百貨店藤沢店5階の貴金属売り場の2店舗で、ショーケースに展示中の貴金属がなくなっているのを出勤した従業員が見つけ、警備員が110番通報しました。
被害は腕時計や指輪、ネックレスなど約630点で総額2億円に上り、県警藤沢署が窃盗事件として捜査しています。
調べによると、被害に遭ったのは「ハート・オブ・ジュエリー」と「日新堂」の2店で計10ケースの鍵がこじ開けられていました。
同百貨店には、防犯ベルなどの防犯システムの設備は全くなかったということです。
宝石店や貴金属店で、被害総額が数億円に上る窃盗事件が実際に発生している中、防犯システムが設置されていない店舗は珍しいのではないでしょうか。
警備員がいるという安心からかもしれませんが、数億円もの商品や展示品を保管する場所には、警備員+防犯システム+監視カメラシステムなど、何重もの警戒をすべきではないでしょうか。
万が一の被害に遭ったとき、通常の窃盗事件とは被害金額の桁が違ってきます。
もし侵入被害に遭ったら、そのときに防犯対策を実施すればよいという考え方を、実際に被害に遭ってから後悔することのないように事前の防犯対策を行いましょう。
投稿者: スタッフ (2007年9月27日 11:22)