今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
寝屋川のコンビニ万引での店員殺人事件
大阪府寝屋川市のコンビニエンスストアで商品を万引きした男を追跡した店員が刺殺された事件。
犯人の同市内の工員の少年(19)、内装工アルバイトの少年(15)の取り調べが始まり、その供述から下記がわかりました。
・「ビールが飲みたくて最初から万引きをするつもりだった」
・凶器のナイフは工員が普段から持っていたもの。2人は万引きすることを企て、店員に見つかればナイフを示して逃れようと示し合わせたうえ、6日午前0時50分ごろ、寝屋川市高宮1の「セブンイレブン寝屋川高宮店」で、缶ビール12本やプリン1個(計約3400円相当)を万引き。工員は逃走の際、追いかけてきたアルバイト店員(27)の左胸を、持っていたナイフで刺して殺害した。ナイフは現場近くに捨てた。
・そのコンビニを選んだのは「仲間数人とたまり場にいてたまたま近くにあったコンビニを狙おうと思った」
かごごと万引きする「かごダッシュ」という方法で店を飛び出た犯人二人を追いかけた店員。
その追跡をのがれようと持っていたナイフを使用した・・・あまりにも安易に万引きを計画し、場当たりに人を刺す・・・そんな犯行を起こす背景はどんなものなのでしょうか?
常にナイフを持つ、後輩もぶすぶすと刺されたことがある・・などその知人の証言を聞くとそら恐ろしくなります。日本の治安悪化を国民の約9割が感じているというのは、こういうところにも表れています。
殺害された店員のご冥福をお祈りしたいと思います。
投稿者: スタッフ (2007年10月 9日 11:00)