今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
[農作業に忙しくて銀行に行く暇がなくて・・箪笥預金2000万円」盗まれる
11日午後9時40分ごろ、千葉県銚子市の農業の男性(57)から「自宅に置いていた現金2000万円が盗まれた」と110番通報がありました。
現金は2階寝室にある鏡台の箱形の椅子の中に、風呂敷に包んで入れてあったということです。
階段に置いてあったハンドバッグからも現金約1万5000円が盗まれていたということです。
玄関は施錠していていましたが、1階勝手口は開けたままの「無施錠」な状態でした。
男性は「銀行に行く暇がなくて自宅に置いていた」と話しているということです。
男性宅は妻(50)と両親の4人暮らし。同日午後1時ごろに農作業などで全員外出し、午後6時ごろに帰宅した男性が約3時間半後に盗難に気づいたということですが、せっかくコツコツと貯めた箪笥預金が一瞬にしてなくなるとは・・ほんとうにお気の毒ですが、防犯装置も警備システムもつけず、勝手口が無施錠というのはあまりにも無防備だと思います。
よく農村では「鍵をかけると留守だとわかる」「鍵をかけると隣の人がこれない」なんていう理由を言って鍵をかけないことを当たり前のように言う方がいますが、「今犯罪は地方の時代」
防犯意識の低い地方に窃盗団の活動場所が移動しています。
昨年度10月にも茨城県鉾田の農家でも「自宅が荒らされ、金庫がなくなっている」と1670万円の現金が盗まれました。
金庫ごと盗まれていました。
「農家は自宅に現金を置いている」そんな風評がたたないように、箪笥預金はすぐにでもやめて、無施錠を見直し、補助錠を取り付け、もう一歩進んだ「防犯システム」を設置されることをお勧めします。
投稿者: スタッフ (2007年10月13日 09:09)