今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
草刈り機、電線・・・こんなものが盗まれる
ほんの少し前なら思いもしなかった物が盗まれる時代になりました。
埼玉県で盗まれたのは「草刈り機3台」
泥棒3人は11日夜から12日午前6時40分ごろにかけ、同県川島町下狢の倉庫に侵入。
同町内に住む建設業の男性(58)が所有するエンジン付き草刈り機3台(計3万円相当)を盗みました。
3人は同県川越市内の河川敷などで暮らす浮浪者仲間で、「売るつもりだった」などと供述しているということです。
関市と瑞穂市では13日朝、電線が盗まれる被害が3件ありました。いずれも12日夕、無人になった後に盗まれたとみられます。
・13日午前8時半ごろ、関市のぞみケ丘の工業団地「関テクノハイランド」の工場建設現場で、配線前の電線24本(計約2750メートル、被害額不明)が盗まれているのが見つかりました。
岐阜市と山県市の2業者が1階床に置いていました。
・瑞穂市別府の市立別府保育所建築現場では13日午前8時20分ごろ、現場の囲いの入り口の鍵が壊されているのに、工事に訪れた業者が気付いています。2階床に配線済みの電線14本(計約70メートル、約8万円相当)が外され盗まれていました。
・同日午前8時半ごろ、保育所から南西約3・4キロにある同市宝江の大寅重機の露天資材置き場から電線約10メートル(約2万円相当)が盗まれているのを、従業員が見付けました。
草刈り機、電線・・いずれも換金することができるため盗まれるのです。
屋外や倉庫に置かれているものが盗まれるため、外周警備をされる事業所が増えています。
敷地の中に入られたのを検知して大音量の音や光で威嚇撃退するものです。
又、そういった侵入者の映像をFOMAの携帯電話に送信できるようなシステムも非常に好評です。
防犯 対策を考える時、「いかに被害を未然に食い止めるか」ということが重要です。
そのためには、守りたい対象物に不審者を近づけないという外周警備は利にかなっているといえます。
但し、外周警備の場合、使用するセンサーなどによっては「誤報」や「失報」といったことになってしまう可能性があります。
例えば枯葉や鳥などを検知してサイレンがなったら大変です。又、霧が深い場所では晴れた時だけでなく霧が深くてもきちんと検知する高機能が必要です。
そういったことをきちんとクリアするためには、誤報や失報を防ぐための高機能な4段ビームの赤外線センサーを選択するといったことともに、光軸調整など施工調整工事もきちんと行うことが大切です。
防犯対策を考えるときには、そういった「高品質商品というハード」と、「的確な防犯設計・施工というソフト」の両面が必要になります。
投稿者: スタッフ (2007年10月16日 10:24)