今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
664件の空き巣 4660万円の荒稼ぎ
埼玉・栃木両県警の捜査3課などは22日、窃盗などの疑い逮捕された男(43)。
平成12年10月〜平成19年2月までに5県下で、664件の空き巣を繰り返し被害総額は約4660万円にのぼるとみられます。
男は今年1月17日午後6時ごろ、栃木県宇都宮市下栗町のアパートで男性会社員(29)の部屋の窓をドライバーで割って侵入、現金5000円を盗んだほか、隣りの棟の男性会社員(42)方からも同様の手口で、現金約2万円を盗んだ疑いがあります。
男は、日が暮れても電気がつかないアパートをねらい空き巣を繰り返していました。家族には月20〜40万円を「給料」として渡していたということです。
「照明が点灯しないと不在」というのが泥棒の常識になっています。
アパートやマンションは外から不在かどうかがすぐにわかる、コミュニティが希薄で一度建物内に侵入すると一度に数件侵入可能ということもあり、犯罪対象になりやすいのです。
侵入窃盗の中で、住宅が約6割、その内、一戸建てが35.6%、共同住宅が24.4%となっています。
商店が8.7%、事務所が14.1%ですから、いかに共同住宅が多いかがわかりますよね。
マンションなどの防犯 対策としては
1)防犯 監視カメラをエントランス、エレベータホール、エレベータかご内、通路、非常口、駐車場、ゴミ置き場などに設置する。
2)管理人室を玄関に置き不審者をシャットアウトする。
3)オートロックを過信しない。
4)ベランダに赤外線センサー、人感ライトなどを設置する。
5)各入居室ごとにセキュリティシステムを設置する。窓・扉開閉検知センサーなど。
6)窓の無施錠をやめ、窓・扉に補助錠を取り付ける。
7)コミュニティを強化、互いに声かけ挨拶を積極的に行う。
があります。
投稿者: スタッフ (2007年10月23日 13:20)