今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
夜間 無施錠の2階建て一軒家を狙い55件。345万円の荒稼ぎ
夜中に無施錠の2階建て一軒家ばかりを狙って盗みを繰り返していたとして逮捕された泥棒(21)。
この泥棒は05年7月〜今年7月、深谷、熊谷の両市で計55件、被害総額約345万円の窃盗と住居侵入を認めています。
調べでは、今年5月3日午前2時ごろ、深谷市上柴町東7のパート女性(52)方に台所の施錠していない出窓から侵入し、居間にあった現金15万円などが入った手提げバッグを盗んだ疑いです。
7月25日午前2時ごろ、熊谷市別府4の無職男性(68)方に侵入した際に男性に見つかり住居侵入容疑で
現行犯逮捕されていました。
「盗んだ金は生活費や遊びに使った」と供述しているということです。
夜間家人が寝静まった一軒家を狙った「忍び込み」。
無施錠の窓から侵入するという手口で犯罪を繰り返しています。
一戸建て住宅の場合、平成19年上半期だけで侵入窃盗認知件数が31310件あります。
その中で、「施錠せず」12175件、「施錠設備なし」196件、「開けっ放し」747件と、防犯意識が低かったことが原因で侵入されているケースが非常に多いのには驚かされます。
「ガラス破り」12882件、「施錠開け」973件、「錠破り」341件、「その他の破壊」1102件あり、施錠をしていたとしても侵入されるというケースも非常に多いのです。
やはり、泥棒対策として防犯装置、防犯システムを設置することをお勧めします。
警察の発表する「侵入防止4原則」は、
1)目 人目につくのを嫌がる。
2)音 警報音などの大きな音を嫌がる。
3)光 明るく照らされるのを嫌がる。
4)時間 侵入に5分以上かかるのを嫌がる。
があります。
この「侵入防止4原則」に沿った防犯システム、防犯監視カメラシステムを設置することが重要です。
投稿者: スタッフ (2007年11月 2日 09:21)