今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
「たばこ窃盗団」
「たばこ窃盗団」・・・ちょっと聞きなれない言葉ですが、たばこなどを盗んでいた窃盗団8人。
被害金額約270件、被害総額約1億円にも及ぶことが判明しました。
近畿2府4県でたばこ店などをねらって窃盗を繰り返していたとして、和歌山県警捜査1課と和歌山東署は26日、窃盗容疑で8人を逮捕し、和歌山地検に最終送致したと発表しました。
調べでは、昨年9月20日ごろ、和歌山市内の酒店のシャッターをバールでこじ開けて侵入、たばこ約600カートン(約180万円相当)を盗むなど、平成17年12月から今年6月にかけて約270件の犯行を重ねていた疑いです。
8人は覚醒剤の常用仲間で、単独や2−6人の集団で同様の手口で犯行を繰り返し、たばこのほかに乗用車や電線なども盗んでいました。
盗んだたばこなどは転売していたと見られています。
最近はほとんどの物が換金できるんですよね。
ドラッグストアの薬やめがね屋のめがねフレームも換金できます。
あるめがねのチェーン本部の方に聞いた話では、めがねのフレームの万引きは非常に多く、そういったフレームを換金する店もめがね屋の近くにあるとのことでした。
たばこも換金していたようですが、今盗まれているもの、金属の線材やパソコン、家電製品、仏像・・すべて換金できる、つまり泥棒にとっては現金と同じなのです。
このことを忘れてしまって「現金を置いていないから泥棒の被害に遭わない」と考えていたら大変な目に遭ってしまうことになります。
投稿者: スタッフ (2007年11月27日 15:50)