今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
お手製警報装置で泥棒を御用!
アメリカ ユタ州のソルトレイクシティーで、自宅の前庭に設置した市議会議員の選挙用キャンペーンのプラカードが、繰り返し盗まれることに業を煮やした男性が、ベルと紐でお手製の警報装置を作り、見事に事件を解決しました。
男性は「すぐに飛び出せるよう、寝着に着替えず、リビングで寝ていたんです」と語っています。
3日未明、庭のプラカードにつながっている紐が引かれてベルが鳴ると、男性はすぐに目を覚まし飛び起きました。
男性は、プラカードを盗もうとして逃げた男の車のナンバーを控え、それを元に警察が犯人を突き止めました。
窃盗容疑未遂で召喚状を受けた男(52)は、取調べに対し、政治的な動機はなく、なんとなく事件に巻き込まれ、どうしてプラカードを盗もうとしたのか分からない、などと供述しているようです。
盗まれたものがキャンペーン用のプラカードということなので、あまり大きな被害とは言えないかもしれませんが、
さすがに繰り返し盗まれると誰でも腹が立ちます。
犯人逮捕に挑み、見事に事件解決となりました。
日本よりも防犯 対策が進んでいるアメリカで、今時お手製の警報装置というのは珍しいと思いますが・・・。
多くの人が「自分は盗難被害には遭わないだろう」と根拠のない自信を持っていると思います。
日々報道される、残虐で変質的な事件をテレビや新聞で見て、体感治安(人々が実際に肌で感じる治安の良し悪しに関する感覚)は悪化していると感じているものの、具体的な防犯 対策を行うか、となると話は別です。
お金をかけて防犯 対策を行うのは、実際に侵入被害に遭ってしまったり、もしくは身近で事件が発生した場合が多いでしょう。
弊社にもお客様から、「昨日泥棒に入られてしまった。急いで防犯 システムを設置したいので相談にのってほしい」というお問い合わせがよくあります。
もちろん再び被害に遭わないように防犯 対策をすることは大事なことです。
しかし、当たり前のことですが、一度も被害に遭わないというのが一番です。
被害に遭う前にご自分の家の防犯 対策をご検討下さい。
投稿者: スタッフ (2007年11月28日 10:16)