今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
日用品求め事務所荒らし113件。野宿生活の兄弟。
盗んだものは、炭酸飲料水とあめ玉1袋。
戦争中や戦後の食べ物のない時代のような窃盗被害が日本でこの現代に発生しています。
埼玉県草加署は4日、窃盗などの疑いで、ともに住所不定、無職男(38)と弟(35)逮捕、送検しました。
調べでは2人は今年6月26日午前0時ごろ、八潮市の銅板加工会社の窓ガラスをドライバーで破って侵入。中にあった炭酸飲料水14本とアメ玉1袋(時価計1600円相当)を盗んだ疑いです。
2人は今年1月ごろから外環道の高架下などで野宿生活を開始。
生活用品を得るため埼玉、千葉両県で113件の事務所荒らしなどを繰り返し被害総額は計42万円に上るとみられています。
ほとんどの泥棒は「金」目当て。現金がなくとも換金できるような物を盗みます。今ならパソコンや家電製品、金属など。
この兄弟は113件も侵入しながら42万円という極端に少ない稼ぎであるのは、食料品などを盗んでいたからだと推測します。事務所に食料品はあまり置かれていない・・・ということを考えると、あまり効率も良くなかったと思うのですが・・・。
もしかしたら、刑務所での生活の方が3食食事付きで暖房もあるためいいと思うのではないかとちょっと心配になります。刑務所に入りたいから放火、窃盗をするという犯罪者もあらわれています。
この兄弟はまだ三〇代半ば。
そうならないようにと祈るばかりです。
投稿者: スタッフ (2007年12月 5日 09:52)